USB 2.0接続でVGA出力が可能というユニークなアダプタ「サインはVGA」が発売になった。実売価格は9,270~10,290円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
この製品は既報の通り「USB 2.0ビデオカード」ともいえる製品。プラグアンドプレイでPC動作中でもディスプレイを追加/削除でき、なにかと制約の多いノートPCでも複数ディスプレイ環境を簡単に構築できる。
搭載されているビデオチップは非公開でメモリ容量も不明、性能に関しても「Direct 3Dには非対応」(マニュアル)「ゲームに耐えうるパフォーマンスは持っていない」(ショップ)とされているが、パソコンショップ アークなどで行われているデモを見る限りでは、Webブラウズなどの通常のWindows操作には支障はなく、用途によっては貴重な製品と言えそうだ。Windowsのプロパティ表示は「USB2.0 VGA DEVICE」で、対応解像度は1024×768ドット(8/16bitカラー)~640×480ドット(8/16/32bitカラー)。出力コネクタはアナログVGA×1だ。
ちなみに外見は「USBビデオキャプチャアダプタ」風で、青色半透明の筐体にビデオチップを収納していると見られる銀色のボックスやNetChip製のPCI-USB変換コントローラ「NET2280」が搭載されている。
□サインはVGA(海連)
http://www.telegnosis.jp/usb_vga/usb2vga.html
□NET2280(NetChip Technology)
http://www.netchip.com/products/2280.htm
□関連記事
【2004年6月5日】USB 2.0接続VGAアダプタ「サインはVGA」のデモがスタート
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040605/etc_usbvga.html
| (海連 サインはVGA) |
[撮影協力: 高速電脳とクレバリー1号店]